第6回劇団員紹介は、中田清美さんです。 中田さんは、漁師の妻、関川淳子を演じます。 がらっぱちなキャラ立ちした演技にご注目です!
①出身地はどちらですか?
東京都大田区大森
1940年代から50年代の大森の街は、山の手には文化人の住む文士村、海辺には料亭が並び夕方になれば何処からともなく三味線の音が聞こえます。夏ともなれば海水浴や潮干狩りに人々がやって来るという、とても魅力的な街でした。
②演劇歴は?
初舞台は幼稚園のシンデレラ。半世紀以上、遥か昔のことでした。
③好きな俳優は誰ですか?
夫は劇団青年劇場の役者でした。20年前に亡くなりましたが、その演劇人としての生き方を尊敬し、憧れています。
④幸せを感じる瞬間を教えてください!
一日の仕事を終えてお風呂から出た後、好きなつまみを小鉢で並べ、ビールの栓を抜くとき。ああ、なんというしあわせ!!
⑤お客様へのメッセージ 関川潤子の嘆き あの日、ウチは、家と船、父ちゃん、息子みんな持っていかれちまった。残されたのはばあちゃんと私だけ。そのばあちゃんも今は私が誰かも解らないのさ。「関川の嫁は亭主がいなくなったら、カラオケだ、社交ダンスだと男の尻ばかり追っかけている」と陰口きく人もいるけどね、朝から晩まで仏壇の前で嘆いているばかりいられませんよ。生きていかなきゃなんないのだから。
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